

お母様の振袖を着てみたいというお嬢様は、とても増えています。20年〜30年前の柄であっても、古典的な柄行きは、今でもまったく古めかしい感じがしないで、蘇らせることが出来ます。
しかも、昔の振袖の方が染めも生地もいい場合がよくあります。
お母様の思い出の振袖を、仕立直し、裄出しで寸法直しをされてみては如何でしょうか?
お母様の振袖を着てみると、裄が短い、身丈が短いという場合がよくあります。
このような場合は、仕立直しや、裄出し直しで寸法が替えられます。寸法さえ合っていれば
「成人式で、お母様の着ていた振袖姿で大満足!」という方も多いものです。
「いったいどこで、自分の振袖を直してくれるのだろうか?」という方は、当店にご相談下さい。
創業100年、染めと着物一筋、振袖はじめ、着物のお手入れも専門ですから、丁寧に分かりやすくアドバイスさせて頂きます。

着物は、洋服と異なり、20年以上経っていても、デザインがそのまま使える例がよくあります。ところが、いくら気に入った柄でもあっても、寸法が合わない場合は仕立替えします。
ただし、身丈は丁度よくても裄だけが短い時は、裄を直すだけで大丈夫です。
価格の目安は、振袖洗張仕立替えで、55,000円前後。裄出し直しは、12,000円前後です。
お母様の振袖を着たいと言う方には、仕立替えがおすすめです。ただし身長差が10cm〜15cm以上あるときは着物の身丈や裄が短くて着られない場合がよくあります。着物をほどいて一反にして洗張という方法できれいにし、もう一度お仕立をすればお嬢様の寸法に合わせることが可能です。
ところが、身長が160cm〜165cm以上仕立替えした場合は寸法が足りない場合があります。このようなときには、着物の銅の部分に別布を足して寸法を合わせることもできます。また、ほどいた縫い目の後が変色していたり、もともとあったしみがひどい場合は、しみ抜きや変色補正をして修復することが可能です。
お母さんの振袖を生かすときには身長差がそれほどない場合や、5〜10cmの差であれば着物の裄を出せば十分着られるものもあります。この場合にはお嬢様の裄の寸法を算出し、お持ちの振袖が裄出しして見極める必要があります。
ご自宅に簡単に調べる方法は、着物の袖付けの部分をほどいて、縫込み部分を見てください。柄が染めてあれば縫込み部分を残して、裄出しが可能となります。万一縫込みの下と表地が色焼けして変色していたとしても、ある程度の色やけでしたら染色補正の技術で修正が可能です。
振袖の仕立て直し、裄出し直し、その他、生洗やしみ抜きなど通信販売で承ることが可能です。ご相談の時は、お電話かメールでお打ち合わせさせていただき、仕立て直し可能かどうかを判断致します。手持ちの帯締めや帯揚げなども、お写真あるいはメール添付で頂けましたら活かせるかどうか判断ができます。
採寸も通信販売であってもご安心いただけるようにノウハウがありますからご安心ください。お分かりにならない点はお気軽にご相談くださいませ。

振袖の仕立て直し、裄出し等リフォームの例をご紹介いたします。
シミ抜きがある場合は、その程度によって異なりますので、別途見積りになります。しみ抜きの場合は簡単なもので5、6千円。少し広範囲のものは8千円から1万円前後。シミがきついものは1万3千円から2万円する場合もあります。
振袖の仕立替え価格の例です。
商品名 | 内容 | 価格(税込) |
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トキ・ハヌイ | 袷裏表 | 3,980 円
(4,378円)
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洗張 | 表地+同裏+八掛 |
14,500 円
(15,950円)
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手縫い仕立代 | 手縫い仕立 | 39,000 円
(42,900円)
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合計 | 57,480 円
(63,228円)
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