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男着物 茶道用着物Q&A
1_2 1.茶道用の着物の選び方

2)用途を明確にしての「素材選び」

茶道用の着物を選ぶ際、まずは予算を設定することが大切です。
着物が初めての方には、まずは控えめな予算から始めるのがおすすめです。 茶会用などで良いものを希望される場合でも、高額になりすぎない範囲で お客様の装いのイメージに合わせてご提案させて頂きます。 着物や袴だけの場合と、トータルセットかどうかによっても予算は変わりますので、 お客様がイメージするご予算と、装いのバランスが取れたものが理想です。 

2)用途を明確にしての「素材選び」

 お稽古用なのか、茶会用なのか、それによって素材選びが異なる場合が あります。また、お茶会用の場合は、先生より素材などのご希望が ある場合があります。お客様がイメージする装いは、それぞれ微妙に 異なりますので、どうぞご相談下さいませ
●正絹: お茶会用でしたら、正絹の お召は、理想的です。 既に何年も学ばれている方は、 その技術に合った風格を備え、立派な雰囲気を作り出すことができます。
●化繊: 取り扱いが便利な化繊素材は、耐久性に優れてシワになりにくいのが特徴です。 お手入れも自宅で水洗いできるので、重宝します。様々な種類があります。 

3)色と柄を適切に選ぶ

基本的には茶道では、派手さを避けて、落ち着いた色柄が風情があり好まれます。 

 ただし、流派によって色柄の好みはありますので、それに従った雰囲気の着物や袴にすると理想的です。 また、着る人にも個性があり、似合う色合いの傾向は、それぞれに異なります。 

 お分かりにならない場合は、ご来店の場合は、鏡を見ながら簡単な色彩診断をさせて頂きますので、似合う色がどのようなものかすぐに分かります。また通販でもお電話でご相談の中で、適切な色合いが分かってくると思います。 

4)季節に応じた着物の種類を的確に選ぶ

茶道は季節感を大切にするため、着用する季節に応じた素材選びが必要です。
6月から9月までは、裏地のない単衣仕立にすることは勿論、7月8月の盛夏は透けた素材の絽はよく使われています。また、全体に透けた素材の紗もあります。正絹の素材は、絽や紗は、染上がった反物として販売されておりませんので、絽や紗の白生地を染めて誂えます。

袷(あわせ): 裏地が付いている着物で、10月から翌年の5月までの季節に着用します。
単衣(ひとえ): 裏地がない単衣は、5月と9月の暖かい時期に着用します。軽やかで動きやすいのが特徴です。
薄物(うすもの): 盛夏に着る着物で、透け感のある生地を使用します。絽(ろ)や紗(しゃ)など、涼しさを感じさせる素材が一般的です。 茶道用の夏着物では、絽が正式な装いです。

5. 襦袢と小物の選び方も大切

襦袢や小物にもこだわりを持つことで、全体の調和が取れます。
袴をつけるのであれば、裾の長い長襦袢ではなく、御岳が腰下までの短い半襦袢で充分です。
身体も動きやすく実用的です。高価なものは必要ありませんので、身頃が木綿で 袖がポリエステルでできている既製品の半襦袢でも充分です。

襦袢: 着物に合わせて、襦袢の色も選びます。白が一般的ですが、淡い色を選ぶこともあります。季節に合わせた素材(夏は絽や麻、冬は綿やウール)を選びます。
帯: 茶道では、あまり目立たない名古屋帯や袋帯が適しています。着物とのバランスを考え、控えめな柄や色合いのものを選ぶと良いです。
帯締め・帯揚げ: 帯の結び目を飾る帯締めや帯揚げは、シンプルなデザインで、着物や帯の色合いに合わせます。

6)長く使えるコーディネートを選択する

茶道用の着物は、着る人の身体に合った寸法であれば、末永く愛用できます。 

最初は、既製品の着物で間に合わせていた方も、誂えの着物でサイズを合わせて仕立をすると、その違いが分かると思います。着物の色も吟味し、袴や襦袢の半衿の色までも、トータルコーディネートしておけば時代や流行に左右されないで、一生物として年齢を重ねても着ることができます。

茶道用の着物の装いは、日本の伝統を反映したものであり、上品さと控えめさが大切です。これらのポイントを押さえて、自分に合った一着を誂えることで、茶道の場でも自信を持って美しく振る舞うことができます。

7)立ち振る舞いを考慮した「着付け方法や所作を知る」

 茶道では、動作が丁寧で静かであることが求められるため、着付けの際に動きやすさや美しい姿勢を保てることが重要です。 袴の身丈:長くなりすぎないことが重要です。標準寸法で立ち座りの所作が適切にできていれば、それほど問題はありませんが 袴の裾をたびたび踏んでしまうようであれば、少し短めの身丈にするのも方法です。
立ち座りの時に、大切なポイントは 、立ち上がる時に先に、踵をつけて立ち上がらないことです。足の指のつけね周辺に重心において、立ち上がれば、踵は立ち上がってから最後におろすことになります。 このような所作であれば、通常は何度も袴の裾を踏むことはありません。試してみてください。

当店では、ご来店時に袴の裾を踏まないような立ち座りの所作をアドバイスしています。 袖の長さ: 茶道では、着物の裄が長すぎる着物は動きにくいため、腕を斜め45度にして、くるぶしの位置に袖口にあるのが望ましいです。こちらが適切な寸法です。 あるいは、標準寸法より少し控えめな裄が適しています。 着物の身幅: お稽古の時に、袴をつけないで練習する場合は、身幅は標準より広めが適しています。 丈や帯の位置: 茶道の動作を行う際に邪魔にならないよう、帯の位置や着物の丈をしっかり調整します。裾は床につかないよう、立ったり座ったりする際にも綺麗に整えておくことがポイントです。

通販のお申し込み方法は?

通販でもお電話とメールでご相談承りますので、ご安心ください。初めての方でも、身長、ウエスト、ヒップ、バストの4項目だけでほぼ適切な寸法で誂えることが可能です。
より正確な寸法を知りたい方は、寸法見本も無料貸し出しをしております。
寸法のわかる方は、寸法申込フォーム(印刷用)よりFAXにてお申込み下さい。

納期は寸法確定後、正味仕立期間が30〜35日前後要します。急ぎプランもお受けしております。
この場合、加工内容によりますが、仕立代が5,000〜8,000円 (税込5,500円〜8,800円)要しますのでご了承下さい。詳しくはご相談下さい。

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