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男着物 茶道用着物Q&A
1_4 4.男の着物・茶道着物で雨の日対策

    「雨コートの活用法」

 着物専用の雨コート(男の着物用)を用いて、外出時に着物が濡れるのを防ぎます。雨コートは透湿性のある素材で作られており、蒸れを防ぐと同時に着物をしっかり保護します。雨が濡れても撥水溶剤を含ませてありますので、化繊素材でも水をはじきます。

女性用の雨コートは、道行衿が定番ですが、男性の着物用の雨コートは、特に決まった形はありませんが、実用性を考えて準備しておくと安心でき ます。 

    足元の工夫

雨用の下駄や草履には、ゴム底が付いているものを選ぶと滑りにくくて安心です。雨の日専用の履物は足袋が濡れるのを防ぐ効果もあります。男着物の雨用の履物は、つま皮草履といって白鼻緒の簡易雪駄の先にビニールのカバーがついているのが便利です。

    撥水加工の着物

雨の日には、撥水加工が施された着物や羽織を選ぶと、多少の雨なら弾いてくれます。特に、お出かけ用の着物であれば撥水効果は役立ちます。撥水効果は、永久的に持続しますので、全体を洗う時は、加工先にそのように伝えておくのが望ましいです。
化繊の場合はすでに撥水加工がされている素材もあります。男も和装で雨の日も安心です。

    足袋カバーの使用

足袋の上から足袋カバーを装着することで、水分が足袋に染み込むのを防ぐことができます。これにより、室内に入った際にも足元がきれいな状態でいられます。ただし、万能ではありませんので替え足袋を用意したり、用心した方がいいでしょう。

    大きめの傘

大きくて丈夫な和傘を使うと、着物全体を広くカバーできます。伝統的な和傘や機能性の高い現代的な傘でも対応可能です。特に傘をしまうときは、雨に濡れないようにして下さい。男の着物は茶道用にお召などの高級品もあります。ガード加工だけに頼らず、傘もしっか りと対策をして下さい

    バッグ選び

もし、可能であれば、雨の日は撥水性のあるバッグを選ぶと安心です。持ち物が濡れないように、ビニール袋や防水性のあるインナーバッグを用意すると良いでしょう。

    外出ルートの工夫

雨の日は特に、水たまりやぬかるみに注意です。なるべく舗装された道を選ぶようにし、茶室までの道を確認しておくと安心です。

    予備の着替え

万が一に備えて、予備の足袋や手ぬぐいを持参すると良いです。もしもの時に備えておくことで不測の事態にも対応できます。男性の着物にふさわしい手ぬぐいなどがあれば、雰囲気もいいでしょう。

    着物の手入れ

帰宅後、着物が濡れてしまった場合は、すぐに乾いた布で水分を吸い取り、陰干しをして乾かします。湿気はシミやカビの原因となるので、丁寧にお手入れしましょう。

    防水スプレー

事前に防水スプレーを施しておくことで、急な雨にも備えられます。使用する際は、通気性を損なわないように注意が必要です。できれば、着物を誂えるときにガード加工を施しておくのがベストです。

これらの対策を踏まえることで、雨の日でも快適に茶道を楽しむことができるでしょう。着物が持つ優雅な印象を損なわないためにも、しっかりとした準備を心がけてください。
当店のオリジナル「芸人コート」の利用 当店のお客様が開発した男の着物用、オリジナルの芸人コートは、すっきりしたスタイルで実用的です。従来は、角袖のように衿が目立つスタイルが多いようでしたが、芸事を長くされていらっしゃる方からご依頼を受けてデザインを作りました。紐で結ぶだけで着用が出来、雨もはじいて安心できます。

通販のお申し込み方法は?

通販でもお電話とメールでご相談承りますので、ご安心ください。初めての方でも、身長、ウエスト、ヒップ、バストの4項目だけでほぼ適切な寸法で誂えることが可能です。
より正確な寸法を知りたい方は、寸法見本も無料貸し出しをしております。
寸法のわかる方は、寸法申込フォーム(印刷用)よりFAXにてお申込み下さい。

納期は寸法確定後、正味仕立期間が30〜35日前後要します。急ぎプランもお受けしております。
この場合、加工内容によりますが、仕立代が5,000〜8,000円 (税込5,500円〜8,800円)要しますのでご了承下さい。詳しくはご相談下さい。

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