急ぎで誂えるときのポイント
茶道用の着物や袴を急ぎで誂える場合、通常の誂えとは異なる注意点や迅速に仕上げるための工夫が必要です。以下は、急ぎで誂える際のポイントです。
1. 誂えに強い専門店を選ぶ
急ぎでの誂えに対応している呉服店や専門店を選ぶことが重要です。茶道用の着物や袴を専門に取り扱っているお店では、急ぎのオーダーにも柔軟に対応してくれる場合があります。
急ぎでの仕立てを得意とする店に相談し、可能な限り早い納期を確認しましょう。
着用日と用途、大体の予算を伝えて相談すると、早めに手配できて安心できます。
男性の着物や袴の場合、寸法は特に重要です。どのようにしたらいいか相談してみましょう。
2.通販も検討してみる
急いで行けるお店だけでなく、通販で急いで対応してくれる店も探すのも方法の
ひとつです。
男着物の通信販売は、色選びから寸法まで、慣れていないとやりとりが難しいので、通信販売を得意とする男着物専門店かどうかを調べた上で相談してみると良いでしょう。色柄の選択や生地選びを迅速に行うことで、製作がスムーズに進みます。
3. 必要なものをリストアップして準備
急ぎの場合、必要なものを事前にリストアップし、必要なすべての付属品を一度に注文することで、無駄な時間を削減します。
着物、袴他、付属品の小物類を一式誂えると無駄がありません。帯や襦袢、足袋、草履など、装いに必要なものは一緒に注文しておけば、すべてが整った状態で納品してもらえます。急ぎの時は、同じお店に頼んだほうが、時間短縮に役立ちます。
4.必要な寸法や好みの色を明確にする
男の着物や袴は、ベーシックな色でありながらも、その人に合う色は、吟味したほうがいいです。希望とする色合いや寸法、家紋などの詳細を予め決めておくと、打ち合わせの時間が短縮され、仕立てがスムーズに進みます。
5. 早めに専門店に相談する
男の着物や袴は、取り扱っているところが実際には限られます。できるだけ専門性の高いところで、茶道の男着物も理解しているお店の方が安心です。急ぎでの誂えを依頼する場合、早めに呉服店に相談することが大切です。急ぎであることを伝え、納期を確認しながら進めることで、トラブルを避けられます。
急ぎの理由を伝える: 納期に間に合わせたい理由(例:茶会の開催日)が明確な場合、お店側もできる限り早く対応してくれる可能性はあります。当店の場合には、急ぎ品は実に多く、柔軟な対応しておりますので、ご安心ください。
6.納期に余裕を持つ
急ぎである場合でも、できる限り早めに誂えを依頼することで、万が一のトラブルにも対応できる余裕を持たせることができます。ご自分が満足する男の着物や袴を誂えるには、気がついた時点で、とりあえずでもいいので、まずはご相談してみてください。考え込んでいると時間はどんどん過ぎてしまう場合がありますから、お気軽にどうぞご相談くださいませ。
7.柔軟な対応ができる場合がある
当店の場合ですが、例えば着用が12日後、10日後にはもうお客様の手元に着物が届いてないと間に合わない状況があったとします。その場合には着物は急いで間に合う事は可能ですが、袴が間に合わないと言う場合は、当店にある袴を無料でお貸し出しする場合もあります。
もちろんサイズがあった場合に限りますが、あるいはご依頼いただいた着物が3日後に着たいと言う場合、それは物理的に無理ですので、私が持っている着物をとりあえず3日後に着て頂いて、お誂えした着物は1ヵ月前後に出来上がると言う具合に特別手配することが稀にあります。
ただし基本的にレンタルはやっておりませんので、特別な事情な場合限り柔軟な対応していると言うことでございます。どうぞお問い合わせ下さいませ。かなり短納期でも間に合う可能性はあると思います。
通販でもお電話とメールでご相談承りますので、ご安心ください。初めての方でも、身長、ウエスト、ヒップ、バストの4項目だけでほぼ適切な寸法で誂えることが可能です。
より正確な寸法を知りたい方は、寸法見本も無料貸し出しをしております。
寸法のわかる方は、寸法申込フォーム(印刷用)よりFAXにてお申込み下さい。
納期は寸法確定後、正味仕立期間が30〜35日前後要します。急ぎプランもお受けしております。
この場合、加工内容によりますが、仕立代が5,000〜8,000円 (税込5,500円〜8,800円)要しますのでご了承下さい。詳しくはご相談下さい。
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