男着物の生地をご紹介しています。
A. 正絹と比べたら化繊特有のてかりがあり、近くで見た場合は異なって見えます。
最近の化繊は良くできており、従来から比べたら程度も良くなってきています。気軽に着られる外出着から茶席まで十分に用途として対応できます。男性の洗える着物は東レやテイジンなど正絹に似たものが開発されております。東レの生地は絹の光り方を真似て出来ています。
絹の光がなぜ出来るかと言うと、組織の中に三角形のプリズム状の繊維組織を持っていて、光の乱反射により輝くような良い高級感を持つ光を出しています。
化繊でもこの組織を生地の中に取り入れ、正絹に近い見た目感を追求して開発したのが東レです。
東レの商品は正絹そっくりに良く見えます。その他、テイジンの素材でも最近はちりめんの素材も非常に良く見えます。従来から比べても、そんなに安っぽく見えないと思います。
外出着やおしゃれ着、結婚式の披露宴に着て行くことも可能です。色の組合せなどトータルなバランスで良く見えるようにすれば、非常に高級感のある良い物ができると思います。
見た目の感覚も違いますので、お客様の持つ感覚によって感じ方も違ってきます。
現在の商品としては、コーディネート次第で用途が広く使えると解釈するのがよろしいのではないでしょうか。