男性の着物に使われる生地は、正絹の紬とお召が代表的です。正絹以外の素材では、木綿やウール、化繊などがあります。
その他、黒紋付袴に使われる羽二重という礼装用の生地もあります。
その他、黒紋付袴に使われる羽二重という礼装用の生地もあります。
お召と紬の違いというのは、使っている糸が違います。
お召は生糸を使い、紬は紬糸を使います。
生糸は繭の一部から糸口があり、そこを引っ張ると糸がつながって1500m位になります。
正絹と比べたら化繊特有の光やてかりがあり、近くで見た場合は異なって見えます。
最近の化繊は良くできていて、従来から比べたら程度も良くなってきています。
気軽に着られる外出着から茶席まで十分に用途として対応できます。
お召の種類ですが、主に、無地お召し、紋お召、縞お召、両面お召、別誂えお召と5種類に分かれます。一種類ずつご説明いたします。
ちりめんの生地とは、生地の表面に細かいシボという凹凸がある着物生地のことを言います。生地の表面が、細かい凹凸があるため、それが魚のちりめんじゃこを干している状態に見えることから、ちりめんという生地の名称がつけられたそうです。単にちりめんと言えば…